高さ10.5cmほど約200g黒泥土に乳白色の釉薬アンティーク感ある雰囲気なので、アスティエの似合うお部屋に似合う招き猫が見つからなくて困っている…という方にオススメです。真面目に招き猫を作るつもりがまた亜種になってしまった…ボケることばっかり考えて生きているからなのか(T_T)メインのモデルはうちのネネコと雨月物語の磯良（イソラ）さんです。20年くらい前に見た雨月物語のドラマがめちゃくちゃ怖くて、忘れられません。たしか椎名桔平さんと富田靖子さん主演で、竹中直人さんも出演していた気がします。おかげで風祭警部がケントデリカットやってても、雨月物語が頭をよぎって笑えませんでした。途中もそもそも怖いんですが、最後に物忌で御堂に40日程こもる正太郎を死霊になった磯良が手招きしているシーン。本人は夜が明けて助かったと思って外に出るのに、扉を開けたら暗闇に立つ磯良が手招きして呼んでいたってのがもぅ…怨念〜〜〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`)怖ぃ〜怖すぎる〜と、しばらく昼間でも怯えました。どんな招き猫にしようかなと考えたら、真っ先においでおいでする磯良のイメージが浮かんでしまって頭から離れません。ちょっと微笑みすら浮かべてる恍惚の表情だったと思いますが、怖すぎるのでネネさんのムッとしたような無表情で再現しました。幽霊は源氏物語の六条御息所みたいにコノヤロー！とやってきた方が怖くないな。※磯良も六条御息所も生霊、幽霊じゃない。しかし、ネネコで作ったら恐怖もやわらいだし。陶芸の土でスソをヒラヒラさせるのも結構難しくて、挑戦してよかったテーマです。ギュスターヴくんのクネクネもちょっと観察しました。このウラメシヤのポーズですが、「解剖学の視点からたどってみると上腕部橈骨神経麻痺」とか「手のひらは"陽"を表し、幽霊は"陰"の存在なので手のひらの反対を見せるポーズになる」なんて説もあるようです。海外のオバケでいうとキョンシーやマミィなんかも似たポーズで描かれることがありますので、世界共通の意味がなにかあるのかもしれません＾＾怖いのに気になる。#妻の作った陶芸